こんにちは!
北大マルシェCafé&Labo店長の宮脇(@marche_mywk)です。
2021年6月から「Miyawaki Blog」ブログ運営を始めました。
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このブログでは北大マルシェCafé&Laboに関するタイムリーな情報発信に加えて、筆者自身の得意分野や経験に基づく有益な情報の発信も行っていきたいと思います。
今回の記事では、北大マルシェCafé&Laboのシンボル「北大牛乳」の秘密に迫ります。

北大牛乳とは?
北大牛乳とは、その名のとおり北海道大学で生産される牛乳のことを言います。
新川通から大学構内で牛たちがのんびりしているところを見たことがありませんか?
あの牛たちからいただく牛乳がまさに北大牛乳です。

遠い昔には瓶詰めされて流通販売されていたという北大牛乳ですが、現在は北大マルシェCafé&Laboと総合博物館内の「ぽらす」さんでしか味わうことができません。
この牛乳の魅力をたくさんの人に伝えようというのが僕たちの取り組みです。
北大農場の歴史に迫る
北海道大学の前身である札幌農学校は「Boys Be Ambitious.」で有名なクラーク博士らの指導のもと、1876年(明治9年)に開設されました。
北大農場の歴史はそこからスタートしていきます。
140年以上前からその歴史は続いていたのですね。
そして北大農場(札幌農学校)にあの白黒の牛(ホルスタイン種)がやってきたのは、その13年後である1889年(明治22年)です。
そこから北大牛乳生産の歴史はスタートしていました。
実はホルスタイン種、1889年に北大農場にやってきたのが日本で最初の事例だそうです。
今となっては日本で飼育されている牛の約99%がホルスタイン種と言われています。
つまりこの北大農場がこの国の酪農の原点といっても良いのではないでしょうか。
ちなみにもっと驚きなのが、この1889年にやってきた牛たちの血統が「今現在でも大切に守られている」という事実です。
先生方や技術職員さんの努力によって大切に守られてきたんでしょうね。
あくまで研究農場だからできることだと思います。
日本の酪農の原点である地で、しかも当時の血統牛が残る北大農場。
200万人都市札幌のど真ん中に位置する広大な敷地だからこそ、ボールパークを建てたくなる気持ちも分かります。
北海道日本ハムの新球場建設を核とするボールパーク構想を巡り、札幌市が北区の北大構内を候補地の一つとする方向で大学側と協議していることが分かりました。複数案を示し、球団の札幌残留の可能性を高める狙いがあるそうです。https://t.co/nFXHCC4vXs pic.twitter.com/aEdBaQLZbL
— 北海道新聞 (@doshinweb) February 23, 2017
でも、こんなに長い歴史があって、たくさんの人の思いと動物の命が受け継がれてきた場所は、これからの世代のために遺していかなければなりません。
僕たちの「北大牛乳の魅力を発信したい」という思いのもっと奥にあるのは、この考え方です。

part2へ続く!
一記事で完結の予定でしたがとても長くなりそうなのでpart2へ続きます!
北大牛乳の魅力、少しずつ見えてきたでしょうか・・・?
おまけ
